(この記事は、2021年9月14日に更新しています)
みなさんこんにちは!Ryo(@ryo_active)です。
今回の記事は、『レポート・レジュメの書き方』に関する記事です。
学生のみなさんは、以下のような悩みを持っていませんか?

オンラインになってから、レポートの課題が増えた。
成績にも影響するから、しっかり書けるようにしたい!!

”1000字以上”も書けません・・・
本記事は、上記のような大学生の方に向けて書いております。
- レポート・レジュメの書き方がわからない
- 文章を書くのに苦手意識がある
- いつも単調な文章になってしまう
- レポートの講義の”単位”を落したくない
結論から言ってしまうと、
「文章を書くのが苦手」「長い文章を書けれない人」は、
書き方の『型』を知らない
という特徴があります。
『型』とは、文章を書く上でのルールみたいなものだと認識してくれれば、大丈夫です。
スポーツも”ルール”という土台がある上で、行われています。
”ルール”を無視しては、試合にもなりません。
文章を書くときも同じで、『型』(ルール)を意識して書くことが大切です。
下記では、レポート・レジュメの『型』について詳しく解説していきます!
▼本記事の構成▼
- ”レポート”と”レジュメ”の違い
- ブログの書き方
- レジュメの書き方
- 書くのが苦手な人のための”参考書”
- まとめ

レポート・レジュメの『型』をマスターして、
文章に対する苦手意識を克服していきましょう!
目次
”レポート”と”レジュメ”の違いとは?

”問い”を立て、それに対する答えを書く
『問い』とは、問題・課題のことを指す。
それに対して、
「なぜそのような問題が起こるのか?」
「問題が起こった背景は何か?」
を資料・データをもとに考える。
本や文献の内容をまとめる
レジュメは、ゼミナールや研究でよく書きます。
レポートと同じ意味に解釈しないように気をつけよう!

次は、それぞれの文章を書く時の、『型』について說明していきます。
文章の”型”を知るだけで、書くことに対する苦手意識が小さくなりますよ!
レポートの書き方

レポートの”型”は以下の3つです。
- 序論
レポートの目的。テーマを選んだ理由。 - 本論
調べた内容をまとめる。考察を書く。データ、資料。 - 結論
全体のまとめ。

それぞれ說明していきます!
序論
はじめの序論では、レポートの目的・テーマを選んだ理由を書きます。
- 主題(テーマ):何に対しての考察か
- 目的・理由:このテーマにした理由や目的は?
- 課題点:このテーマの課題、問題点は何か?

序論部分では、レポートの目的・理由を明確にしましょう!
本論
本論は、序論で述べた主題に対する”答え”を書いていきます。
- 考察:主題に対して、どんな考察をしたか?
- 資料、データ:考察を後押しするものはあるか?
- 自分の意見:考察から考えたこと。(客観的事実)
※感想・コメントなどは、NG

本論で、主題に対する考察をしていきます。
考察を裏付ける意見やデータを用意しておきましょう!
結論
結論は、全体のまとめの部分です。
- まとめ:最終的にどんな考察になったか
- 参考資料記載:文献、資料の記載は、必ずしましょう
- 発見:レポートを通しての学びや気づき

結論で、全体をまとめます。
引用資料の記載は、忘れずにしてください!
【おまけ】 推敲
レポートを書き終えたあとは、必ず”推敲”を行いましょう!
チェックする点は、以下の3つです。
- 誤字脱字がないか
- 一貫性のある文章になっているか
- 論理が破綻していないか

めんどくさい作業かもしれませんが、ミスをなくすために、
”推敲”は必ず行いましょう!
レポートの注意点

ここでは、レポートを書くうえでの”注意点”を說明します。
- 事実と意見を分ける
- 感想になっていないか
事実と意見を分ける
レポートを書く時に、意見と事実を一緒にしてしまう学生が多々います。
意見と事実は、別物ですので、レポートを書く上では、十分に注意してください!
意見
ある物事についての考え。主観的
事実
実際に起った事柄。客観的

”事実”と”意見”を混同してしまう学生が多いので、気をつけましょう。
感想になっていないか
レポートは、”問い”(テーマ)に対して、事実をもとにした答えをだす必要があります。
自身の主観的な感想を述べているのは、レポートではありません。
読書感想文と同じです。

くれぐれも感想だけの文章にならないように注意しましょう!
レジュメ書き方

レジュメの”型”は、以下の3つです。
※下にレジュメの”見本画像”を用意してあります。
- タイトル
- 本・文献をまとめる(要約)
- コメント

こちらも1つづつ解説していきます!
タイトル
レジュメのはじめには、本・文献のタイトルをつけましょう!
他に書いておくべきことは、以下のことです。
- 発表者の氏名
- 日付
- 引用文献の記載
本・文献をまとめる(要約)
ここが、メインの部分です。
本・文献の内容を要約していきましょう!
と、その前に!
まずは、全体の大まかな内容をまとめておきます。
そうすることで、全体の流れを理解したうえで、本・文献の内容に入っていけます。
その次に各章ごとの要約です。
要約は、1章づつと区切り区切りで行うほうが発表の時に、聞いている人が理解しやすいです。

全体のまとめ
+
各章ごとの要約
のイメージです。
コメント
最後は、本・文献を読んで、自分なりに考えたことを書いておきましょう。
ただ要約するだけなら、誰でもできます。
ですので、それを読んで
「自分は何を思ったのか?」
「気づいたこと」
なども付け加えておきましょう。

何事にも自分なりの考え(意見)を持つことは、大切です!
レポート見本
ここでは、実際のレポートを書く時のイメージとして、レポートの見本の画像を紹介します。
▼レポート見本▼


※発表した本・文献の記載も忘れないようにしましょう!!
書くのが”苦手”な人のための参考書

最後に、『書くのが苦手な人のために向けた』オススメの参考書をご紹介します!

文章が苦手な学生にもわかりやすく、丁寧な解説がされています。
書くのがしんどい
「長い文章が書けない!」
「途中から書くことがなくなる」
などの悩みを持っている方にオススメの一冊です。
文章を書くのに必要なことは、”文章を書く前”の肯定にあった!

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
「書くのを1から学びたい」
「初心者でもわかりやすい参考書がいい」
そんな方には、こちらの1冊をオススメします。
”書き方”について数多くの書籍で言われている大事なことを、1冊に濃縮してあります。
イラスト、画像つきで読みやす!
文章力を高めるためのバイブル本間違いなし!!

要点をしっかり抑えているので、どこが大事なのかすぐにわかります!
論文の教室
「そろそろ卒論の時期だ。。」
「レポートの書き方を知りたい!」
このような、『卒論〜レポート』に関するお悩みはこちらの一冊。
本書では、「そもそも”論文”とは何か?」という基礎的なことから解説がされています。
”卒論”・”レポート”から避けては通れない、大学生のための一冊!

「この記事だけじゃ満足できない!」
そんな方は、こちらの書籍をご一読ください。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
◆”レポート”と”レジュメ”の違い
レポート:”問い”を立て、それに対する”答え”を書く。
レジュメ:本や文献の内容を”まとめる”。
◆レポートの書き方
- 序論
レポートの目的。課題・問題の提示。 - 本論
序論に対する”考察”。 - 結論
全体のまとめ。
◆レポートの”注意点”
- ”事実”と”意見”はわける。
- 感想になっていないか。
◆レジュメ書き方
- タイトル
- 本・文献の要約
- まとめ、コメント
◆オススメ”文章”書籍
いかがでしたでしょうか?
”レジュメ”・”レポート”の書き方について、知識は深まりましたか?
大学生には、避けては通れないものだと思っています。
また、社会人になったからでも、文章力は必要になります!
そのためにも、大学生のうちから文章を書くことに対する、苦手意識を克服していきましょう。
はじめは、大変かもしれませんが、徐々に慣れていきます。
適切なフォームでシュート練習するように、
適切な『型』で文章を書いていきましょう!
本記事があなたのお役に少しでも立てれば、幸いです。
最後までごらんくださりありがとうございました。
レポートって何を書けばいいのかわからない。